本日は単純なようで意外と複雑な二級・一級建築士の受験要領について解説しようと思います。
今年はもう申し込みが終わっていますが、来年以降勉強する方にとって日程を知っておくことは非常に重要なことです。勉強の計画を立てるためにもまずはその辺の知識をつけておきましょう!
受験要領
受験申込期間について
二級建築士 | 4月3日午前10時~4月17日午後4時 |
一級建築士 | 4月3日午前10時~4月17日午後4時 |
初受験の方は、卒業証明書などの提出が必要となり、4月24日必着で簡易書留にて送付する必要があります。大学によっては1ヶ月かかったりするので3月中には連絡しておくのが良いでしょう。
その提出書類に不備がないかの判定結果が6月中旬には通知されます。
その後、6月16日ごろに登録したメールアドレスに受験票が送られてくるので、ダウンロードして印刷する必要があります。
学科試験の日程について
木造建築士 | 7月23日 |
二級建築士 | 7月2日 |
一級建築士 | 7月23日 |
合格発表の日程について
木造建築士 | 8月21日 |
二級建築士 | 8月21日 |
一級建築士 | 8月30日 |
製図試験の日程について
木造建築士 | 10月8日 |
二級建築士 | 9月10日 |
一級建築士 | 10月8日 |
課題の公表は、木造・二級建築士は6月7日。一級建築士は7月21日となっています。
合格発表の日程について
木造建築士 | 12月7日 |
二級建築士 | 12月7日 |
一級建築士 | 12月25日 |
これらはあくまでも目安です。受験する年によって異なる恐れがありますので、よく確認しておいてください。
準備しておくもの
全員が準備するもの
顔写真。カメラ機能のあるスマホ等で申し込む場合は、顔写真を撮影する機能がありますので特に自分で用意する必要はありません。
初受験の方が準備するもの(大卒の方)
大学の入学年度が平成21年以降の場合
木造・二級建築士 | 指定科目修得単位証明書・卒業証明書 |
一級建築士 | 指定科目修得単位証明書・卒業証明書 |
大学の入学年度が平成21年以前の場合
木造・二級建築士 | 卒業証明書 |
一級建築士 | 卒業証明書 |
学歴と実務経験の受験資格の方は、実務経歴書や実務経歴証明書等が必要になりますので注意してください。
その他大切なこと
受験手数料について
木造・二級建築士 | 18,500円 |
一級建築士 | 17,000円 |
試験問題の持ち帰りについて
途中退室せずに最後まで残った方に関しては、試験問題の持ち帰りが認められています。
自己採点で必要ですので、極力最後まで残るようにしましょう。
以上が受験前に確認しておくべき事項かと思います。
受験料に製図代も含まれているので、製図時に払うものはありません。
初受験の方で受験資格の判定時、不安になる方が多くいらっしゃいます。申し込みが期限内にできていれば、特に問題はありませんので安心してください!
これで試験までの時間を逆算して1日の勉強時間を決めてみるといいのではないでしょうか。